きものどころ あくあ屋

暦通りの春2017-04-06

いせ辰の千代紙
今年は4月4日が旧暦の清明でした。まさにその通り!南から暖かい風が吹き、先週末の冷たい空気がうそのようです。ほっこりした紬だと少し暑苦しく感じます。

そういえばあくあ屋が小学生のころは、入学式といえば桜の季節でした。いつの間にか、桜は卒業式に咲くようになりましたが、今年は暦通りに花が咲いているように思えます。

久々に、やってしまった・・・2017-04-03

今年の桜はゆっくりですね。あくあ屋の頭の中も、今年の春はひときわゆっくりになっているようです。

着物を脱いで、まずはお風呂、明日の支度と、寝る支度。そして、寝てしまいました・・・ そう、着物をハンガーにかけたまま、すっかり忘れていました。あー、反省。

お店やスクールによっては一晩吊るすように教えているようですが、着物を縫ったことのある人はそんなに長時間吊るしません。着物の重みでつり合いが取れなくなる(歪みが出る)こともありますので、人肌のぬくもりがとれたらハンガーからはおろしてあげたほうがいいでしょう。ただし、箪笥にしまうのは、しっかり湿気を飛ばしてからにしましょうね~

着物はいつ着るの?2017-03-16

桜の帯留
街に花があふれてきました。外を歩くには、寒すぎず、かといって、汗もかかず、とてもよい季節です。

先日、友人から、「着物はいつ着るの?」と尋ねられました。「えっ・・・出かけるとき・・・?」という何とも間が抜けた答えを返したのですが、そういえば、あくあ屋に着付を習いにいらっしゃる方からもよく「着ていくところがない・・・」と聞きます。

着物でも、割烹着をつければ炊事洗濯もできますし、スーパーに買い物も行けます。着物でゴルフにいくことはないでしょうが、コンビニに行くときに着物を着ていることはおかしなことではありません。着物をお持ちの方は、あまり深く考えずに、一度でも多く、着てあげてくださいね。

そういえば、あくあ屋は、腰痛が出た時は、家から一歩も出なくても着物を着て過ごします。コルセット替わりになっているようです(笑)

押し合いへし合いの春日大社展2017-02-16

春日大社展
春日大社展を見てきました。美しいものをゆっくり・じっくり鑑賞したかったのですが、なんだかぐったり疲れました。背中では後ろの方から荷物や手、場合によっては顔ごと押され、足元では靴で蹴られまくり。おしくらまんじゅう状態の中から逃れたくても、前後左右、容易に身動きがとれません。混雑を予想して平日に行ったのですが、押し合いへし合いの大盛況でした。

次回の東博の展示は「着物割引」があるようですが、盛況が予想される展示は、あくあ屋は着物は避けます。なぜなら、

背中を押される = 背中に帯が・・・
足元を蹴られる = 足袋が汚れるどころか、着物の裾ごと蹴られます(涙)
おしあいへしあい = 色落ちする鞄や服の方がお隣にいらしたら・・・?女性のバッグや服の装飾金具も危険がいっぱい!

なにかと「着物割引」も定着してきましたが、場によっては、汚しても惜しくないものをお召しになるとよいかもしれませんね。

旧暦1月1日 酉の年2017-01-28

鳳凰
今日は旧暦の1月1日、酉年のはじまりです。
十二支の酉(とり)は鶏ですが、新年にいただいた年賀状では、鶏ではない鳥の絵がたくさん見受けられました。デザインする方が十二支をご存じないのか、わざと鳥にしているだけなのか… こうして文化が廃れていくのか、新しい文化が生まれているのか… 時代は変わるのですね。

この鳥は、鳳凰(のつもり)です。新年にこの画像を添えてメールを差し上げた方からは、(鶏がないから鳳凰の画像を使ったのは事実ですが)新年だから吉祥文様と、正しくご理解いただけた方もいらっしゃいました。

この鳳凰は、7か月くらいかかって縫い上げましたが、もう一度刺してみたくなるほど楽しい柄でした。今年は日本刺繍の技の習得に精を出そうと思う新年の始まりです。