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二十四番花信風 (にじゅうしばんかしんふう)2018-02-02

二十四番花信風という言葉を聞いたことはあるでしょうか?「にじゅうしばんかしんふう」と読みます。冬から春、小寒から穀雨までの8つの節気を24に分け、およそ5日ごとにそれぞれの候に咲く季節の花が挙げられております。立春の初めの候は黄梅、そういえば実家の庭でも、正月から膨らみ始めた黄梅のつぼみが、ちょうど今、満開を迎えています。そして、その花を告げる風を花信風と呼びます。

そういえば、立春の頃にいつも満開を迎える、南品川の荏原神社の寒緋桜。いつもより寒い、寒いと騒がれる割には、こちらも季節どおりに満開です。熱海には、寒緋桜と山桜の雑種、通称、熱海桜と呼ばれる桜がありますが、こちらもただ今、満開です。今年は、季節を追って順に二十四の花を数えてみるのも楽しそうです。

熱海桜

それぞれの候の花の名前は、こよみのページ や、広辞苑をご覧ください。

満開の寒緋桜!2018-02-05

立春の荏原神社
立春の昨日、荏原神社の寒緋桜が満開でした。これが散るころには、春の兆しが見えてくるでしょうか。待ち遠しいなぁ。。。