きものどころ あくあ屋

紅露(クール)染め2017-05-07

紅露染め
立夏(今年は5月5日)も過ぎ、空気がさわやかです。 水をじゃぶじゃぶ使ってもつらくない季節になったので、シミが出てしまった白いジャケットを、思い切って、紅露で染めてみました。 石垣島で分けていただいた貴重な川平産の紅露です。たっぷり・・・というわけにはいかなかったので、少なめの染液でかなり無理やり染めましたが、淡いピンクベージュというか、オレンジベージュというか、、、いい色になりました。シミも目立たなくなり、満足できる仕上がりです!

創作手工芸展2017-05-28

創作手工芸展
少し大きめの日本刺繍の額装作品を公募展に出していましたが、特別賞をいただいたという通知をいただきました。評価をしていただけるというのは、次への励みにつながります。上野の東京都美術館で今週いっぱい展示されています。手工芸品に興味のある方はぜひ足をお運びください。

春と夏の境い目2017-05-29

アジサイの季節
アジサイがいつもより早く咲いているように思えます。梅雨入りが早いのでしょうか。。。今年も着物選びには悩ましい季節がやってきました。 1-2年くらい前までは、単衣の時期は6月・9月とあったネット情報も、今はずいぶん柔軟に変わってきているようです。ある大手スクールの教科書でも、単衣の欄にはっきりと「5月」が加わったようです。 地軸と太陽の位置で季節を考える二十四節気は、季節がよくわかり、着物選びには最良のモノサシだと思っています。あくあ屋は、立夏前後には単衣です。ネットや教科書に「6月の半衿や小物は夏物」とありますが、あくあ屋は芒種までは盛夏用の絽や麻は控えるようにしています。ただ、これは人それぞれの好み。自分なりに答えを出したルールで微妙な季節の変わり目を乗り切ってください!