きものどころ あくあ屋

足元の暖2014-02-09

雪の朝
わくわくするほどの大雪でしたね。夕べの22時頃が一番深く積もっていたようです。一晩空けて、朝一番にしたことは・・・ バルコニーで雪だるまを作りました。あと1週間半で「雨水」の季節。これで寒さも緩んできますね。

昨日のような日は、家の中にいても足元がシンシンと冷えてきます。足元まで絹の着物はとても暖かいのですが、襦袢が絹、裾よけも絹だと、足首や脛がさらにぽかぽかと暖かくなります。絹の裾よけは少々値も張りますが、寒がりさんにはぜひとも奮発して手に入れておきたい一品です。

さくら2014-02-15

荏原神社の桜
毎年立春の頃に咲く荏原神社の桜、今年は雪に映えてとてもきれいです。

ケダシ2014-02-16

もう40年くらい前になると思いますが、母が着物を着る前にこの言葉をつぶやいていたことがあります。おそらく箪笥の中に見つからず、ケダシを探していたのでしょうが、着物を着るときの呪文かと思ったことがあります。

母はそれを「蹴出し(ケダシ)」と呼び、祖母は腰巻と呼んでいました。今は、裾よけが主流ではないかと思います。湯文字を腰巻と呼ぶ方もいらっしゃいます。さて、どれがどれで、何が正しいのでしょう・・・?時代により、それぞれ違うものを指していたようです。「きもの知恵袋」(山下悦子著)はそうした小さな疑問をたくさん解決してくれる良い本ですが、すでに販売はしていないようです。残念です。。。